難問2目隠し検討
目隠しの形状や材料 その1
本件の材料は、すでに孟宗竹を植えている庭である為、竹垣が自然でなじむと思いましたし、なるべく予算的に安く、耐久性の良いことが根底にあるため、市販品で、スタンダードなデザインの物を選択しました。
個人的には、本物の竹を使い、時間と共に変化していく、風情あるものにしたいのですが、生竹は、保守性、耐久性、コスト共にオーナーの要望に合わないため、あきらめました。
形状や配置は、いろいろな形状が考えられましたが、複雑な形状にすると部品点数が増え、コストガ上がる為、下図のように柱数を減らし、直線的な形状としました。
?の範囲は、新館からのみ臨める範囲、?は、露天風呂からのみ臨める範囲、?は、中庭のメインとなる石灯篭を中心とした範囲で、どちらからも臨めます。
露天風呂から中庭の灯篭が見える範囲は狭いのですが、竹垣の内側(露天風呂側)に樹木などを植えることにより、?から?へと庭がつながり、180度近い範囲での視野や奥行きのある雰囲気となるでしょう。
竹垣の高さは、二階の窓から露天風呂が見えない高さにしなければならないのですが、高過ぎると控えを付けたり、柱を太くしたりと、コストが増したり、見栄えが悪かったりすため、図中の一点鎖線の範囲まで露天風呂の屋根を延ばすことと、竹垣の高さを2,400mmにすることで、二階からの視野を遮ることができます。現地の各所からの視線を確認し目隠しの範囲を、下図の形状に決定しました。
通路に竹垣が架かり、管理時の通り抜けができない為、通路部分は、扉をつけましたが、入浴者が不意な他人の侵入を不安に思う可能性があるため、ちょっと目立つ南京錠をつけ、誰も入れない感を持たせました。(ちょっと個人趣味的でしょうか?)
若い女性は、雰囲気のある露天風呂へ入りたくても、覗かれる可能性の有る露天風呂は、敬遠しますので、この辺は、きちんと安心感のあるものにしなくてはなりません。
個人的には、本物の竹を使い、時間と共に変化していく、風情あるものにしたいのですが、生竹は、保守性、耐久性、コスト共にオーナーの要望に合わないため、あきらめました。
形状や配置は、いろいろな形状が考えられましたが、複雑な形状にすると部品点数が増え、コストガ上がる為、下図のように柱数を減らし、直線的な形状としました。
?の範囲は、新館からのみ臨める範囲、?は、露天風呂からのみ臨める範囲、?は、中庭のメインとなる石灯篭を中心とした範囲で、どちらからも臨めます。
露天風呂から中庭の灯篭が見える範囲は狭いのですが、竹垣の内側(露天風呂側)に樹木などを植えることにより、?から?へと庭がつながり、180度近い範囲での視野や奥行きのある雰囲気となるでしょう。
竹垣の高さは、二階の窓から露天風呂が見えない高さにしなければならないのですが、高過ぎると控えを付けたり、柱を太くしたりと、コストが増したり、見栄えが悪かったりすため、図中の一点鎖線の範囲まで露天風呂の屋根を延ばすことと、竹垣の高さを2,400mmにすることで、二階からの視野を遮ることができます。現地の各所からの視線を確認し目隠しの範囲を、下図の形状に決定しました。
通路に竹垣が架かり、管理時の通り抜けができない為、通路部分は、扉をつけましたが、入浴者が不意な他人の侵入を不安に思う可能性があるため、ちょっと目立つ南京錠をつけ、誰も入れない感を持たせました。(ちょっと個人趣味的でしょうか?)
若い女性は、雰囲気のある露天風呂へ入りたくても、覗かれる可能性の有る露天風呂は、敬遠しますので、この辺は、きちんと安心感のあるものにしなくてはなりません。
竹垣配置図01